オーガニック(有機食品)とは。有機JASマーク等の規定を解説

はじめまして。先月末に株式会社オージーフーズ品質管理部に入社いたしました徳原と申します。食品表示チェックを始め、皆さまのお役に立てるように努めて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

今回の品質管理コラムは「オーガニック(有機食品)」についてです。

「オーガニック」や「有機食品」について、「体に良さそう。」、「安心感がある。」、 「セレブで流行っている。」等々、なんとなくのイメージはあっても、どのような食品かは理解されていない方が多いのではないでしょうか。

今回のコラムで、オーガニック(有機食品)について少しでも理解をしていただけましたら幸いです。

オーガニック(有機食品)とは。有機JASマーク等の規定を解説

オーガニック(有機食品)について

オーガニック(有機食品)の対象

有機JAS規格に、下記4つの規格が定められています。

※詳しい規格の内容を知りたい方は、文字の上でクリックし、それぞれの日本農林規格をご覧ください。農林水産省のHP(JASについて)に掲載されている内容にリンクしています。

「有機JASマーク」が表示されている食品でなければ「有機」や「オーガニック」名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことはできません。

※2020年7月16日から有機畜産物とその加工食品(ハム、チーズ、ミルクチョコレートなど)も有機JASマークが必要になりました。

(農林水産省のパンフレットはコチラ

有機JASマークとは

「JASマーク」は、国が制定する食品・農林水産品やこれらの取扱い等の方法などについての規格(JAS)を満たすことを証するマークで、下記の4種類あります。

(補足)

※平成30年12月28日に、特色のあるJASに係るJASマークとして、これまであった3種類のマーク(特定JASマーク、生産情報公表JASマーク、定温管理流通JASマーク)を統合し、新たなJASマーク(特色JASマーク)が制定されました。

※こちらは、農林水産省のHP(新たなJASマーク(特色JASマーク)について)に掲載されている画像を転用しています。

この4種類のうち、オーガニック(有機食品)に付けるマークは、「有機JASマーク」です。

有機JASマークを表示できる事業者は、国の登録を受けた機関(登録認証機関)から認証された事業者(認証事業者)に限られます。

※認証された後も、登録認証機関の定期的な監査を受ける必要があります。

表示のルールについて

有機加工食品の表示

有機JASマークを表示し、食品表示基準の規定に従う他、下記を表示する必要があります。

①名称:下記のいずれかにより記載すること。・「有機○○」又は「○○(有機)

・「オーガニック○○」又は「○○(オーガニック)

②原材料名:一般的な名称の冠に「有機」又は「オーガニック」の文字を記載すること。

・「有機○○」又は「オーガニック○○

※「○○」には、当該加工食品の一般的な名称を記載すること。

有機食品を原材料として表示する際の表示の留意点

有機JASマークを表示して、有機食品として販売するのではく、加工食品の原材料として有機食品を使用した場合は、「有機トマト」、「有機小麦粉」など使用した原材料が有機である旨を表示することができます。

その場合は、「特色のある原材料」に当て嵌まり、併せて使用割合を表示する必要があります。

※同種の原材料に占める割合が100%使用である場合は、使用割合の省略が可能です。

また、外食産業や中食産業についても消費者が購入して持ち帰る商品など、販売している食品に「有機」等の表示が貼付されている場合には、有機食品に関する表示規制が適用されます。

なお、販売されるものか贈与されるものかを区別せず、指定農林物資に係る日本農林規格において定める名称の表示又はこれと紛らわしい表示を付してはならない旨が規定されているため、無償のサンプル品であっても、有機JASマークなしに「有機」等と表示することはできません。

※消費者への情報提供となるチラシ、メニュー、のぼりについては規制の対象になりませんが、不当景品類及び不当表示防止法の規制の対象となる場合があります。

*今回のコラムは、下記のサイトを元に作成しています。
・有機食品の検査認証制度(農林水産省)(https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html)
・JAS制度について(農林水産省)(https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/attach/pdf/index-42.pdf)
・有機加工食品の日本農林規格(農林水産省)(https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/attach/pdf/yuuki-111.pdf)
・有機農産物及び有機加工食品のJAS規格のQ&A(農林水産省)(https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/attach/pdf/yuuki-38.pdf)
・食品表示基準Q&A(消費者庁)(https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms201_191016_01.pdf)

今回は、有機食品について基本の情報をまとめさせていただきました。

食品に表示をする事業者は、消費者に正しく伝えるために様々な法律を確認し、最新の情報を把握する必要があります。

食品表示の作成で、不安やお困りのことがある時は、テレビ通販・通販カタログなどで様々な食品の経験が豊富な私たちオージーフーズの品質管理チームにお任せください。

詳しくは、品質管理業務サポートサービスの「食品表示チェック」のページや「食品表示案の作成」のページをご覧くださいませ。

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徳原
徳原
前職は製菓・製パンの卸の品質管理を担当していました。 食品表示検定上級、品質管理検定(QC検定)3級、マーケティングビジネス実務検定B級の資格を持っています。好きな食べ物は米、酢です。

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