一括表示の原材料名は「原材料に占める重量の割合の高いものから順に、その最も一般的な名称をもって表示する。」と定められております。
では、もっとも一般的な名称とはどのようなものか、迷うこともあるかもしれません。その際に参考になれば幸いです。
目次
食品表示基準第三条において、原材料名は「使用した原材料」を「原材料に占める重量の割合の高いものから順に、その最も一般的な名称をもって表示する。」と定められております。
なお、複合原材料の表示方法は過去の記事をご覧ください。
例えば以下の例のように最も一般的な名称が明確であれば迷うことはありません。
「最も一般的な名称」が明確ではない場合、原則として原材料に記載されている「名称」を記載することとなります。
名称は「その内容を表す一般的な名称を表示する。」と規定されているためです。
しかし、例えば名称に「製菓材料」と書かれていた場合、このまま記載してもいいのか……と思いませんでしょうか?
原材料名は消費者が商品を選択するために記載する項目であるため、何が使われているかもわからない名称で書くことは不親切に思えます。
消費者に分かりやすい記載方法として、使用割合に関わらず複合原材料表示をすることが一つの方法です。
5%未満の原材料は複合原材料の原材料括弧書きを省略することができますが、あくまで「できる」であるため表示しても問題ありません。
のように記載すれば、何が入っている原材料なのか明らかで消費者にもわかりやすくなります。
複合原材料表示は何が入っているかわかりやすいですが、そればかり使用していると文字数が増えて入り切らなくなったり、括弧が多くごちゃごちゃしてわかりにくくなるという問題点もあります。
その場合、「主な原材料+加工品」という書き方をするという方法もあります。
製菓材料の例では
と記載すると、短い文字数で、砂糖が主な原材料を使用しているのだなということがわかります。
ただし問題点として、どの原材料も同程度入っている場合は何が主な原材料がはっきりしなくなってしまいます。
「砂糖・でん粉・ゼラチン・食塩加工品」なんて書き方は、「砂糖」「でん粉」「ゼラチン」「食塩加工品」を別々に使用していると思われかねない紛らわしさです。
原材料名は「最も一般的な名称」という正解がない場合もあるルールとなっております。特に今までにないジャンルの食品など、そもそも一般的に知れ渡っていない原材料もあります。
そういう場合でも上で記載した方法のどれが適切かを考えて、消費者に分かりやすい表示を心がけていきたいですね。
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今回の更新はオージーフーズ品質管理の関根が担当いたしました。
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