オージーフーズフードコーディネートチームブログ

スイーツ撮影とは。料理撮影のプロが撮るスイーツ撮影方法のコツを簡単にわかりやすく解説します。

スイーツ撮影について料理撮影のプロが解説いたします。

スイーツ撮影のポイントやコツをまとめた撮影方法について、撮影時の道具・ライティング・構図のテクニックついても解説いたします。ケーキをはじめ、様々な洋菓子類や和菓子などなど、わかりやすいお手本になる写真の実例もたっぷり掲載いたしますのでぜひ参考にしてみてください!

スイーツ撮影とは。料理撮影のプロが撮るスイーツ撮影方法のコツ

スイーツ撮影の3つのポイント

スイーツ撮影とは_ケーキの撮影例(フォーク入れ)

スイーツ撮影のコツとしてはまず第一に「ライティング」と「構図」が大切です。そして、「どんな雰囲気に撮りたいか」を意識してカトラリー類や背景、小道具類をコーディネートすると良いでしょう。

一言にスイーツ撮影と言っても、かわいらしい感じや、高級感のある感じ、ほっこりしする感じなどなど、様々なテイストが考えられますね。見る人にどのような雰囲気に見せたいかを決めてから撮影するとスムーズに作業できますよ。

☆おうちでできるスマホでスイーツ撮影のコツを知りたい方は下記記事も併せて読んでみてください(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

スマホ撮影でも使える!カワイイお菓子やケーキなどのスイーツ写真を撮る時のコツをフードコーディネーターが解説します。本格的なカメラでも、身近なスマホカメラでの撮影でも使えるテクニックをご紹介いたします。ライティングや構図など、参考にしていただけたら嬉しいです♪

スイーツ撮影のライティングについて

明るめのライティングでより美味しそうに映す

スイーツ撮影とは_ケーキの撮影例

食べ物の中でも特にスイーツ撮影は明るめのライティングでの撮影がおすすめです!

明るめのライティングで撮影することにより、スイーツのトッピングやシロップのツヤ感が光り、よりフレッシュな印象になります。

ライティングが整っていると、明るくおいしそうな写真を撮ることができますよ。

☆料理撮影のライティングの基本について知りたい方は下記記事も参考にどうぞ。

料理写真撮影のライティングのコツをフードフォトグラファーが解説します。実際にプロが料理写真撮影現場で重視しているポイントや、ライティングのお手本になる撮影例も多数交えながらお話しします。料理写真にとって光は表現の肝になる部分であり、とても重要な役割を果たします!

プロのライティング道具(ストロボ+レフ板)

スイーツ撮影とは_プロの撮影現場のライティング

上記の撮影風景の画像を見ていただくとわかりますが、スイーツ撮影のライティングは正面から光を当てる順光ではなく、後方から光を当てる逆光や斜め後ろ方向からの半逆光での撮影がおすすめです。

スイーツの撮影では逆光や半逆光のライティングによって影が前方や横方向に出てくるので、このライティングで立体感を出して撮影しています。

被写体の全体に光が回るように撮りたい場合は、「半逆光」がおすすめです。

また、他のブログ記事でも紹介している、レフ版というものも使用して撮影しています。レフ版を使うことで明るさや影を調節して撮影することができます。

☆プロの料理撮影スタジオの現場をもっと見てみたい方は下記記事でご覧いただけます。

自然光のライティングも半逆光がおすすめ

スイーツ撮影とは_自然光でフルーツゼリー

晴れた日に窓から入ってくる太陽の光「自然光」を使ってスイーツ撮影をするのもおすすめです。こちらの2層のフルーツゼリーも自然光で撮影してみましたよ。

自然光でのライティングはナチュラルな質感、明るさの透明感が魅力です。「食べ物を撮るなら断然自然光派!」という方もいらっしゃいます。たしかに、ストロボとはまた一味違った写りになりますね。光をきらっと反射していると料理やお皿にシズル感が生まれますのでぜひ試してみてください!

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スイーツ撮影の構図について

斜め45°を意識して「食べるシーン」を連想する構図に

スイーツ撮影とは_自然な構図例

人が食べ物を見る時の角度が約斜め45°なので、写真でもその角度で撮影するのが一番自然に見えます。自分が実際に食卓に座っている時の視線を連想しやすくなり、イメージが伝わりやすい構図だと言えます。

そのため、食べ物写真では斜め45°から撮ることが良いとされています。

また、前にあるもの(一番目立たせたいもの)にピントを合わせることもポイントですね!

狙いを定めてピントを合わせることで、メイン以外の周りがぼやけて、前にある料理を目立たせることができます。カワイイ形を目立たせたいものを撮影する時にぜひこの方法を試してください!

また、ケーキ単体ではなく紅茶やフォークがあることで、を見ている人が食べるシーンを思い浮かべやすくなりますね。ちなみに、上記の写真は天気の良い日にカフェで2人でケーキを食べているシーンをイメージして撮影しました。(*˘︶˘*)

その料理を食べるのがどんなシーンなのか想像しながら撮影してみるといいですね♩

スイーツのおしゃれさを俯瞰から見せる構図もおすすめ

スイーツ撮影とは_俯瞰の構図例

スイーツといえば、トッピングがとってもおしゃれなところも見せたい!

おしゃれな雰囲気で撮影したい時のおすすめ構図は「俯瞰」です。こうして真上から撮ることで、フルーツたっぷりのトッピングを見せることが出来ます。ケーキ皿やテーブルクロスも含めた全体でおしゃれな雰囲気を演出することが出来ます。さらにおしゃれに見せるためにフルーツ類をちりばめてみましたよଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*

いわゆる「インスタグラムで良く見る構図」ですね!

●プラスチック製で扱いやすいケーキスタンドです。 ●軽くて、割れにくいのでお子様のいるご家庭でも安心してお使いいただけます。 ●スタンドタイプとトレータイプの2WAY仕様なので様々なシーンで使えます。 ●おうちパーティーを華やかに演出してくれます。

プロがケーキを撮影する時に使うテクニックの例

カットしたケーキで萌える断面を見せる

スイーツ撮影とは_プロが撮るホールケーキの例

ケーキは断面がかわいらしいのが魅力ですよね。インスタフ風にいうと「萌え断」で映えを狙います。斜めの角度から構図を決めて、ケーキの上の面だけではなく断面も見せられるとケーキの魅力が伝わります。

また、ホールケーキを後方に写して、一切れだけカットしたケーキを前に置いて断面を見せるのもよく使うテクニックです。

スイーツ撮影とは_ケーキの撮影例(フォーク入れ)

柔らかいケーキの場合は柔らかさを伝えるためにフォークを指している瞬間を撮影します。

人の手が入った写真は躍動感も演出できて、より「食べたい」という気持ちがグッと伝わります。ケーキ撮影におけるシズル感のテクニックです!

☆シズル感について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

「シズル感」とは目にした瞬間に食欲や購買意欲をビビッと刺激する感じのこと。「シズル感」は目で見て美味しさやみずみずしさが伝わる感じ、五感を刺激するような感覚のことをいいます。「シズル感」 の意味、用語の使い方、実例をフードコーディネーターが解説します。

ケーキ撮影のライティングと構図

スイーツ撮影とは_プロが撮るプチケーキの例

ケーキの撮影でも逆光や半逆光のライティングで立体感を出して撮影しています。

スイーツ撮影の項目で紹介したようにライティングとレフ版をつかって、明るく立体感のある写真を撮影しましょう!

ケーキの構図は基本的に斜め45°から寄って撮影することがおすすめです。ケーキの撮影では特に、飲み物やカトラリーなどを置くことや、かわいい色や柄のクロスなどを敷いて写真全体の雰囲気をかわいくしてみましょう。

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スイーツ撮影の背景について

背景でかわいらしさを演出する

スイーツ撮影とは_かわいい背景例

明るい色のテーブルクロスやお皿はスイーツ撮影にぴったり♡

全体が明るくかわいらしい印象の撮影になります。わいわい楽しいおやつの時間♩のイメージが伝わってきますね。

背景で高級感を演出する

スイーツ撮影とは_高級感のある背景例

高級感を出したい時は、黒の背景とお皿でグッと色を締めるのがおすすめです。大人っぽい、落ち着いた雰囲気になりますね。

また、スイーツ類の色が際立ち、目を引く一枚になります。

背景で季節感を演出する

スイーツ撮影とは_季節感のある背景例

季節感を意識して背景や小道具を揃えておくのもおすすめですよ。

例えば、テーブルクロスを変えてみるだけでも季節に合わせて楽しむことができます。春はピンク、夏はブルー、秋はブラウン、冬はクリスマスカラーなどなど。その季節のイベントに合わせてスイーツ撮影も楽しみましょう♩

インスタグラムで映えるスイーツ撮影とは

基本はライティングと構図を意識して映える写真を撮る

スイーツ撮影とは_インスタ映えスイーツ例

インスタグラムで映えるなら徹底的におしゃれさを意識したライティングと構図で決めましょう!୧꒰*´꒳`*꒱૭✧

ライティングは後ろから光を当てる「逆光」がおすすめです。

構図はまず正面を決めましょう。盛り付けられた料理は見る方向によって見え方が違いますよね。一番美味しく見える方向を正面にして撮影することが重要です。

また、いくつかお皿や料理がある場合は全体をとるのではなく、その中の一つを目立たせるといいですね。ただ全体を移すのではなく、料理に寄って撮影しクローズアップするようなイメージでとると、迫力や料理のツヤなどがみせられます!

また、フォーク、お箸、スプーンなどを置いたり、人の手などを映したり、上からシロップをかける瞬間を映すことで、その場の臨場感を演出することができます。

いま食べるという瞬間が収められた動きのある写真になりますね。

インスタのフィルター機能は使う?

プロが一眼レフで撮った写真など、画質が良いものなどは基本的にフィルターは使いませんね。写真そのままのクオリティ勝負です!(•̀ᴗ•́)و ̑̑

また、スマホ撮影の場合でも、自然光を活かした写真や、もともと色味が綺麗な写真にフィルター機能を使ってしまうと、かえって写真の良さを消してしまう場合も…。

様々なフィルターがあるので自分の好きな雰囲気に合わせてフィルターを使うのもいいですが、ぜひノーフィルターにも挑戦してみてください!!

和のスイーツ撮影について

和菓子のライティング

スイーツ撮影とは_和菓子のライティング

和菓子の撮影においても、ライティングは非常に重要なポイントです!

みたらし団子など、みつがかかっている和菓子はいかに美味しそうなツヤ感が出るかを意識して光を当てるようにしましょう。立体感が出て、食感が伝わる一枚を撮ります。

和菓子のシズル感

スイーツ撮影とは_和菓子のシズル感

和菓子の撮影でも、人の手を入れて動きを出したりしてシズル感を演出します。迫力があり、食べたくなる瞬間を撮影します。料理撮影のプロだからこそ出来る撮影ですね。

あとがき

スイーツ撮影とは_プロが撮るおしゃれケーキの例

スイーツは食べ物の中でもとても可愛いので、撮影してインスタグラムなどのSNSにのせる方も多いと思います!

かわいらしいスイーツも様々なテクニックによって、目で見る以上にかわいく、美味しそうに撮影することができますね。この記事でご紹介したライティングや構図などぜひ参考にして、みなさまもすてきなスイーツ撮影をお楽しみください♩

また、インスタグラムでは毎日フードコーディネーターが料理写真をアップしています。ぜひチェックしてみていただけると嬉しいです!(ू。•ω•。)

インスタグラムはこちら ≫

それでは、最後まで読んでくださってありがとうございます。

今後ともフードコーディネート事業部ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

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フードコーディネーター萩原

2019年4月新卒入社。下川先輩に憧れてオージーフーズへ入社を決めました。得意料理はお菓子系です。好きな食べ物はポテトです。趣味はサッカーとサンリオ(シナモロールくん推し)です。よろしくお願いします!

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