アーモンドのアレルギー表示追加について背景と今後の対応を解説

アーモンドのアレルギー表示追加について、追加の背景と今後の対応を食品表示のプロが解説いたします。

消費者庁がアーモンドをアレルギー推奨表示に追加しました。(※2019年9月19日に規定を改正)

食品メーカーご担当者様から「新表示に変更したばかりなのに、また包材を変更しないといけない!」という声が聞こえてきそうですが、今回のアレルギー追加の背景や今後の予定について説明いたします。

アーモンドの表示

アーモンド追加の背景

アーモンドが表示推奨品目に追加された背景として、アーモンドとくるみの症例数が増加していることがあります。

アレルギーの症例を調査したところ、4851例のうちアーモンドは21例ありました。

今回の調査では、木の実類のアレルギー発症例が前回 3.3%から8.2%と著しく増加し、小麦に次ぎ第4位(前回8位)でした。

今後の対応

推奨品目を含めた27品目でアレルギー表示している場合、表示の変更が必要となります。

2013年に、ごまとカシューナッツがアレルギー推奨表示に追加された時には1年間の猶予期間がありましたが、今回は特に経過措置期間は設けられていません。

消費者庁に問い合わせたところ…

「アーモンドの推奨表示は急に決まったので、業者様ご判断で包材切り替えに合わせて変えて頂ければ構いません。」

とのことでしたが、可能な限り速やかに表示の変更を行うことが望ましいです。

原料メーカーから、アレルギー品目にアーモンドを追加した原料規格書を取り直して、正しい表示作成を行いましょう。

アレルギーの表示漏れがあると、健康被害が生じるおそれがある他、商品回収等によって多額の費用が発生してしまいます。しっかりきちんと対応しましょう!

参考資料

消費者庁:アレルゲンを含む食品に関する表示について

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/allergy/pdf/allergy_190925_0002.pdf

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あとがき

アレルギー表示は人命に関わることもある、非常に重要な表示です。ミスのないよう、細心の注意を払ってしっかり対応しましょう。

もし「わが社の商品大丈夫かな。心配だなぁ。」と感じたら、オージーフーズ品質管理部の食品表示のチェック・作成のサポートサービスをご活用ください。

店頭販売の商品はもちろん、テレビ通販やカタログ通販など、様々な商品に携わった経験豊富な食品表示診断士の資格者がしっかりサポートとチェックをいたします!

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